毎年恒例、沼津港の船宿「勘七丸」さんで、仕立船でのシイラ釣りです。
※仕立船(したて-ぶね):一言でいえばチャーターです。
今年は全くルアー釣りをしておらず、なんと今年初ルアーです。
いきなりこんな大物狙いで大丈夫かな・・・
乗合船と違って知らない人が同船しないので、とても気が楽です。
人数が一定数集まれば、一人当たりの負担はかえって安くつきますし・・・。
今年も、東京湾でのシーバス釣りで知り合ったメンバー+その仲間たち、合計10名での釣行です。
24:00に東京集合、3時過ぎに現地着、4:30過ぎに船が到着、5:00に出航しました。
金曜の朝に起きて以来一睡もしていないから、せっかくの空き時間である現地着?船到着までは
仮眠していればいいのに、みんなテンションがあがっているので寝やしません(笑)
そして出航
どんよりと曇っています。
雨は降っていないし風もないので、一日このくらいだとラクなんだけどな?。
・・・などと思いながら釣り場到着を待っていると、随分走ったのに一向に船長は船を止めません。
どうしてかと思っていると
「だぁ?めだ?、こんな水色じゃぁ。一気に沖行くぞ?」
とのこと。・・・確かに、普段は深い青のはずの駿河湾の水が白みがかった緑色です。
それからまた30分以上は走ったでしょうか・・・だんだん水色もよくなって来て、やっと本番です。
最初しばらくは、魚は居ても反応しないような状態が続いていましたが、
そのうちに活性が上がってきて、ポツポツ釣れてきました。
僕も、とりあえず全長7-80cmくらいの小物を2匹釣り「とりあえずボウズは無い」と安心したところで
3つ目の魚が掛かりました。
ヒットの瞬間はそれほどでもなかったのですが、ジャンプした魚を見たところ結構デカい。
「超大物」ではありませんが、叉長で楽にメーターオーバーのオスです。
久しぶりの大物で、慎重にファイトをしていると、5分くらい経ったでしょうか・・・
船長からゲキが。
「糸太いんだろ、もうちょっと強引にやらないと1時間たってもあがんねーぞ!!」
・・・おっしゃるとおりです、はい。
というわけでドラグを締めて、ちょっと強引目にファイトをしたら・・・
その2?3分後「プツッ」という感触とともに勝負は終了しました。
そう、ラインが切れてしまったんです。結び目の根元から切れたようだったのできっと結び方がよくなかったんでしょう。
最近ルアー用の結びをやってなかったからなぁ。
少しがっくりしつつも、気を取り直して釣りを再開。
その後も順調に釣れ続くも、先ほどのような大物は掛かりません。
結局全部で10匹(もしかしたら9匹かも)、すべて60-90cm、「ペンペン」と呼ばれる小物ばかりでしたが、
毎年恒例の夏の風物詩、堪能させてもらいました。
欲を言えば、もっと美味しい魚(カツオ、キメジ=キハダマグロの子供)が出なかったのがちょっと残念(笑)
船長曰く、沼津港から焼津沖まで走ったそうで・・・帰りは1時間以上かけて戻りました。
遠くまで出ないと魚が居ないというのは船宿にとってもガソリン代が余分に掛かるし、
我々釣り人にとっても移動時間が長くなり実釣時間が減るし、ロクなことはありません。
ま、その点は運が悪かったと思って諦めましょう。
でも参加した10人全員が魚を釣ることができたので、そういう意味ではいい釣りになったと思います。
で、眠い目をこすりながら車を走らせ、実家に戻ると誰も居ません。電話してみると姉の家に居るとのこと。
戻ったら風呂に入って、魚の始末は任せようと思っていたのにそうも行かなくなってしまいました。
持ち帰ったシイラを三枚におろし、大きな卵を持っていたのでソレは甘辛く煮て姉の家に・・・。
身の方は「刺身」と「胡椒とバターでソテー」で美味しく食べました。
実が柔らかいせいか、関東ではあまり人気がありませんが、父親曰く九州では刺身のネタとして割とポピュラーだそうです。(過去の話かも知れませんが・・・)
なんだか、最近釣りと料理のことしか書いてない気がします・・・
もうちょっと他のネタも書かないとですね(汗)