http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080718k0000e040079000c.html
新聞社のコンテンツは期間限定掲載なので、要約を。この裁判は、
・アマチュアオーケストラで、チェンバロのある曲をやるため、とあるチェンバロ制作者から楽器を借りた
・本番前日のリハーサル時に、団員が運搬していて台車から落下・破損した。
・チェンバロ製作者が団および団員に対して、880万円の損害賠償を請求した。
という案件についてのものだそうです。
この問題、どちらかに過失があったのか?予測不能な不幸な事故だったのか?・・・
現場を見ていない、しかも第三者である私にはそれはわかりませんが、同じ
アマチュアオーケストラの演奏・運営に携わる者としてとても他人事とは思えません。
人間ですから、こういった事故を100%防ぐことはできません。
できませんがしかし、こういったことが起こってしまうと、それによって
幸福を得る人間はいません。全員が不幸になってしまいます。
団の運営という立場としては、
・予算の許す限り極力運搬・設置は専門の業者に行ってもらう。
・レンタルの楽器に限らず、各団員の楽器の扱いについても、各自が少しずつ気を使うようにする。
これだけでもずいぶん違うと思うので、今後実践していきたいと強く感じました。
こういう話って怖いですね.
しかも文面からすると全損のようですね.
1人10万円以上の負担...
しかし気になるのは,通常の楽器レンタル屋
から借りた楽器ではないのですかね?
基幹となる躯体の部分が破損してしまったようですね。
> しかし気になるのは,通常の楽器レンタル屋
> から借りた楽器ではないのですかね?
今回の問題の一つはそこでして、どうやら演奏者がその楽器の製作者の奥様らしいので、いわゆるレンタル業者と同様のリスク管理(保険加入など)はしていないようですし、製作者・演奏者両方の感情で見て、どちらも「自分の楽器」が壊されたということになるので、より一層悲しみも深いのでしょう。
記事を見ると、「原告代理人の山下幸夫弁護士によると、希少な楽器であるチェンバロに対応する保険商品はないという。」とあるんですが、これは本当なんですかね?
専門のレンタルでチェンバロを扱っている業者はどうしているのでしょうか?
ま、あったとしても被契約者が少ないので、掛け金が高額である可能性もあると思いますが・・・