今日は「トロンボーン クァルテット コンクール イン ジパング」のスタッフとしてお手伝いに行ってきました。
コンクールの内容は、課題曲として
サンサーンス「あなたの声にわが心は開く」(歌劇「サムソンとデリラ」吉川武典編曲)
を演奏、加えて自由曲として12分以内の4重奏曲を演奏するというものです。
普段録音スタッフは舞台裏でコソコソしていることが多いのですが、今回は本格的な録音というより「記録」録音的なものなので、あまり大げさな装備はせずに小さなホールの客席最後尾で作業することになり、結果すべての演奏を客席で聞くことができました。
※審査員の中に、オクタヴィアレコードのエンジニアの方がおられたのですが、そんな方の前で録音するのは恥ずかしいような装備なんですけどね・・・
全18団体が演奏する課題曲を聴いていると「これが同じ曲?」と思えるくらい違うのが楽しかったです。音大在学・卒業の方々ばかりなので、もちろん皆さんクオリティの高い演奏をするのですが、その「上手い」の中でも、曲の解釈の違いなのか、歌い方のテクニックの違いなのかは分かりませんが、各団体でかなり違った雰囲気の曲に仕上がっているのが非常に印象的でした。
トロンボーンに関しては素人なので、審査のポイントなどは分かりません。そこで、自分なりの基準で聴いていましたが、「いいなぁ」と思った団体は上位に入っていたので、ちょっと嬉しく思いました。
そして大ニュース、優勝したのはなんとわれらブロフィルの団員が参加している団体だったのです。
こんな素晴らしい演奏をするトロンボニストが同じオケの仲間だなんて、本当に嬉しく思います。