今日、昼食の後本屋に寄ったところ、年末らしく大きなカレンダーコーナーができていた。
事務所や自宅に置くカレンダーは、例年取引先などから貰うものを適当に貼っていたので、
たまには自分で買うのも良かろうと思ってカゴを漁り、次の2点を購入
まず1点目はこちら。
最近ハイキングをするようになったせいか、美しい山の写真をただ眺めているだけでも
心が落ち着くような気がするので事務所用に買ってみた。
仕事に疲れたら眺めることにしよう。
そして2点目
もともと、「文字」というものは嫌いではなかったのだが、これといって興味は無かった
しかし6年ほど前だろうか、ひょんなことから宮城谷昌光氏の小説に出会い、そこから
漢字の成り立ち、原義に興味を持ったのである。
宮城谷氏が参考にしたという白川静氏の著書を読んでみると、これが面白い面白い。
勢いあまってその当時
まで買ってしまったほどだ。(当時1冊約6,000円。今は新版が出ているが、普及版では
ないので価格が約3倍である。良いタイミングで興味を持ったものだ・・・)
最近は特に意識はしていなかったのだが、今年の10月末に96歳というその人生を全うされ、
そのニュースが心の奥に残っていたためだろうか、遺作とも言えるこのカレンダーが
僕を呼んでいたのである。
こちらは自宅の壁に飾ることにした。
漢字はおいらは大好きです。
かつて旧JIS君とのあだ名が付いたくらい、
昔の漢字が大好きです。
しかし、仕事柄手で漢字を書く機会がなく、
だんだん忘れていく自分が・・・。
>虎侍郎さん
旧JIS君とは・・・またずいぶんな名前を貰いましたね(笑)
漢字って、意味や成立・変化を考えるだけで先人の知恵に触れられる気がしますよね。
どういう気持ちでこの字を作ったのか、とか想いを馳せるのが好きです。
我々の職業だと、漢字は「読めるしワープロなら書けるけど手では書けない」
ようになってしまいますよね。
僕自身相当な悪筆なので、あんまり人に見せる字は手書きしたくないんですが、
反面人に何か伝えたいときはワープロの字よりも肉筆のほうが良いと思うし、
特に年賀状シーズンのこの時期などはその辺のジレンマに悩んでいます。
カレンダーの山は、そんなに簡単に登れない山や、
そんなにきれいな天候や日程、時間帯にみれない
場面をみることが出来ていいなと思いました。
気持ちが瞬間移動できそうですね。
>BlueBearさん
言ってみれば山の「いいとこ取り」の写真集みたいなものですからね。
とても自分が行けないような条件のところでも、自分が行ったかのように
想像を膨らますことができそうです。